買取店(業者)と個人間取引はどちらが得なのか比較してみました。

買取業者の場合

 

店頭で買い取ってもらうイメージ

 

業者で買い取ってもらう方法には主に「店頭買取」「宅配買取」「出張買取」「委託販売」の4つの方法があります。
それぞれの概要とメリット・デメリットを解説します。

 

店頭買取

店頭買取とは、その名の通り店舗型の買取店で品物を買い取ってもらう方法です。
ブランド品の買取は質屋と一体になっている大黒屋やコメ兵、本の買取はブックオフやTSUTAYA、洋服はトレジャーファクトリーが有名です。

 

メリット

店頭買取のメリットは、なんといってもその場で査定して、買取まで行ってくれるところです。
不用品をすぐに現金化したい人に最もマッチするサービスでしょう。

 

デメリット

「対面式なので断りにくい」「出向いている労力が無駄になる」という理由から、査定額に納得できなくても売ってしまうケースがあります。
さらに、査定する人や店舗の在庫状況によって買取価格が変動するため、高く売れるかは運次第という側面も否定できません。
店舗によってはホームページに買取価格が掲載されているので、事前に下調べをしておくと良いでしょう。

 

宅配買取

 

宅配買取サービスを利用する人の様子

 

宅配買取は、段ボールに不用品を入れ、郵送して売却するという方法です。
宅配買取専門業者の他、店舗型の買取店が宅配買取も合わせて行っている場合もあります。

 

メリット

宅配買取のメリットは、家に居ながらにして不用品を売却できるため、手間がかからないという点です。
ほとんどの業者は、配送キットを事前に郵送してくれるので、自分で段ボールを用意する必要はありません。
また、査定額に納得できなかった場合は原則として無料でキャンセルできるため安心です。

 

デメリット

宅配買取のデメリットは、現金化までに時間がかかる(査定から入金まで2~3日)という点です。
また、店頭買取よりも安く見積もられる場合や、配送でのトラブルが発生する可能性があります。

 

出張買取

出張買取は、家に業者を招いて不用品を買ってもらう取方法です。
家から持ち出すのが難しい家具大量の不良品車両等を売る場合にお勧めです。

 

メリット

出張買取のメリットとしては、ご自身がどこかに足を運ぶ必要がない発送が難しいものでも買い取ってもらえるといった点が挙げられます。
指定の時間に待っているだけなので、手間や負担もありません。

 

デメリット

出張買取のデメリットは、買取価格に納得できなかった場合でも断りづらいという点です。(わざわざ出向いてもらっているため)
はっきりと断れない優柔不断な人には、あまりオススメできない方法です。

 

委託販売

委託販売は不用品を業者に預けて、売れた時にその金額を受け取るという方法です。
宅配買取同様、売りたいモノを配送キットに入れて業者へ郵送します。

 

その後、委託販売が独自のルートで売却したりネットオークションやネットショップに出品したりして、自分の代わりに品物を売ってくれます。
取り扱われるのは、主にブランド品や車など高額で取引される品物です。

 

メリット

委託販売を利用して売却した場合、業者に差し引かれるのは販売価格の3~10%の手数料のみなので、買取店よりも高額になる場合が多いです。
ブランド品などを買取店よりも高く売りたい人に向いています。

 

デメリット

委託販売のデメリットは、いつ売れるかわからないという点です。
したがって、不用品をすぐに現金化したい人には向いていません。
なお、売れなかった場合は、自ら買い取ってくれる業者もあります。

 

個人間売買

 

ネットオークションで発送する様子

 

ネットオークションやフリマアプリを利用して不用品を売却する方法です。
オークションにもフリマアプリにも、共通するメリット・デメリットがあります。

 

メリット

個人間売買のメリットは、業者に売却するよりも高額で売れる場合が多いというところです。
業者は、利益、人件費、家賃、経費、手数料などを差し引いて買取価格を提示します。

 

しかし個人間であれば、売却価格は自由に設定できる上、引かれる手数料は販売価格の6~10%のみです。
特に本、DVD、洋服は、業者よりも圧倒的に高額で売却できるでしょう。

 

デメリット

個人間売買のデメリットは、やはり売却までに時間がかかる可能性あるという点でしょう。
価格を相場より高額にしたものや、シーズン外のファッションアイテムはなかなか売れません。
また、値下げ交渉や配送トラブルに巻き込まれる可能性もあるので注意が必要です。

 

自分にあった売却方法で不用品を処分しよう!

ご覧の通り、それぞれの売却方法のメリット・デメリットがあります。
これらをしっかりと理解し、少しでもお得に不用品を売却してくださいね!

 

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