高値が付きやすい金券
金券の買取金額は、金券の種類、買取業者、買取時期、業者の在庫状況によって変動します。
その中でも、安定して買取金額の高い金券は次の通りです。
商品券
全国百貨店共通券、JCBギフト券、VJA/VISAギフト券などの商品券は、街の金券ショップなどの店舗型買取店やインターネットの買取サイトで売ることができます。
有効期限のない商品券は需要が高く、換金率も高い(おおよそ額面の95%~98%)です。
QUQカード
QUOカードは店舗型買取店と買取サイトのどちらとも換金率が高く、額面の95%以上で換金できます。
しかしながら、使用したものや傷や汚れなどで磁気不良が発生しているものは、買取不可となるため注意が必要です。
さらにコンビニで購入された「00」から始まる番号のQUOカードも売ることができません。
人気漫画やアイドルのQUOカードは、コレクターに更に高値で買い取ってもらえる場合があります。
これらは、フリマアプリやネットオークションを利用すると、より換金率が高くなる傾向があるのでオススメです。
Amazonギフト券
Amazonギフト券は店舗型買取店で売ることが難しい金券で知られており、買取を行っている店舗は全国に23店舗(2021年1月現在)しかありません。
これに対し、インターネット上では40以上の買取サイトが存在しますので、店舗型ではなく買取サイトを利用した売却がオススメです。
Amazonギフト券の換金率は額面によって異なり、額面が大きいほど換金率が高くなることがほとんどです。
多くのサイトでは初回は換金率が高く設定されていて、人気サイトでは額面1万円以上で90%~94%です。
2回目以降は、高いところで80%~85%というところでしょう。
iTunesカード・GooglePlayカード
iTunesカードとGooglePlayカードも、Amazonギフト券と同じく店舗型買取店での取り扱いがほぼないため、買取サイトでの換金をオススメします。
これらの換金率は、額面の70%~80%というところです。
金券が高値で売れるタイミング
換金率は、低い時と高い時では3%以上差がでることもあります。
急いでいなければ、少しでも高くなるタイミングで売りたいですよね。
かしこく金券を売るために、基本的な価格変動の流れを押さえておきましょう。
売り手が増えると換金率が下がる
金券の価格は、売り手と買い手の需給バランスによって決まります。
売り手が多い時は換金率が安くなり、買い手が多い時は換金率が高くなります。
ギフト券を購入したい人は、一ヶ月間を通して特にばらつきは無く平均的です。
買い手は、金券が安くなるタイミングを待っています。
これに対し、売り手はあるタイミングで増えるため、その時は換金率が低くなります。
売り手が増えるタイミング その1:給料日前
給料日前は、現金が少なくなった人が手持ちの金券を売りに行く時期です。
一般的な給料日である、月末・10日・25日に売り手が増え、これにより換金率が下がります。
売り手が増えるタイミング その2:月初
1日~3日の所謂「月初」に売り手が増えるのは、クレジットカードや携帯決算の締め日が月末に設定されているケースが多いためです。
これらは限度額が月末でリセットされるため、月初で新たにAmazonギフト券などを購入し、すぐに現金化するという人が増えるのです。
換金率が高くなる時期
売り手が少ない時期=換金率が高くなる時期となります。
よって、売り手が増える時期から少しずらして売ればよいのです。
具体的には、15日~20日あたりがオススメです。
売る前に買取業者を比較しよう!
Amazonギフト券などの電子ギフト券は買取サイト一択。
商品券やQUQカードなどのギフト件は、店舗型買取店でも買取サイトでも高値で売ることができます。
店舗型であれば、対面で安心して売ることができ、その場で現金を受け取れるメリットがありますが、店舗まで出向く手間や営業時間にしか買い取ってもらえないというデメリットがあります。
これに対し、買取業者は24時間申し込み可能で、家にいながら売ることができるのがメリットです。
しかしながら、買取金額は銀行振り込みになるため、サイトによっては振込手数料が差し引かれたり、振込まで時間がかかってしまったりする点がデメリットと言えます。
店舗型買取店であっても買取サイトであっても、在庫状況やタイミングによって換金率が変動するため、少しでもレートが高いところを探すことが大切です。